日本人妻の海外不妊治療きろく|はじめての育児@台湾    

〜卵巣チョコレート嚢腫破裂からの体外受精と海外での子育て〜

出生前診断 羊水穿刺を受けました。夫婦での話し合いについて。

本日は20週4日ですが、台湾では高齢出産(34歳以上)の場合、16週〜18週の間に羊水検査をすることが義務付けられています。

日本は任意なのでしょうか...?

ものすごく確実性の高い検査なので、正直これで胎児の異常の有無がほぼ確定してしまいます。

なので、日本は出生前診断をする選択をする人が少ないのかな?

あまり当たり前のように検査していらっしゃる方は日本には少ないように感じました。

 

まあ、台湾で高齢出産予定の私は本人の意思に関係なく受けなければなりません。

もともと前の週に予定していましたが、私の羊水量が足りず、1週間延期になりました。

それを聞くと、急に不安材料ができたというか、ただでさえ少なめなのに、これ以上抜き取って赤ちゃんに影響はないだろうか、針を刺す場所を見つけるのに苦労するんじゃ...など色々考えてしまいましたが、基本楽天的なので、お医者さんを信じて。

 

ということで、2週間後の本日、結果が届きました。

 

異常なし。

 

ほっっ。。。 よかった(涙)

 

正直、結果を見てからも、私の眉間には若干シワが寄ってます。

というのも、こんなんじゃいけないんでしょうが、私と夫は検査前に曖昧にしか話し合うことができませんでした。

検査をするということは、異常ありと結果が出た場合、どういう決断をしようと二人でしっかり話し合っておく必要があります。

堕胎するなら22週目以前にしないといけないからです。結果が来てからほぼ考えている時間はありません。

でも、私はこの検査の日までに、夫の覚悟とか、本音とかそういうのが聞けませんでした。本当は想像したくないことだし、夫は自分で会社をやっているため、(というか中華圏の人の特徴といえばそうなんだけど、基本公私混同なので、家でも仕事の電話が多い)家に帰っても毎日ほぼ仕事の電話をしていて、夫婦で真剣に話すモードになるも電話の邪魔が入ったり、今すごく大変な時ってのもあって疲れていてタイミングじゃなかったり......

キレイゴトっぽいのは話しても意味がない、その先の現実を想像して長い未来を考えないと出てこない言葉が聞きたかった、という気持ちで1人悶々としてしまいました。

もちろんこの人はこういう人だ、ということは私はよくわかっているつもりなので、検査結果によって私の意見を尊重してくれないとか、びっくりすることを言い出すとかはない人だとわかっています。

でも、ものすごく大切なことなのに.....

正直真剣に話せても結論が出ないことかもしれません。

異常という現実に直面して初めて真剣に考えられるのかもしれません。

 

とりあえず結果オーライでしたが、まだまだ父になる自覚ないのかな、と少し心配になる私。でも、どんな子であってもお父さんにはますます仕事を頑張ってもらわなくちゃいけないし、それには変わりないから、それは絶対頑張ってくれるお父さんだから、

あまり不満顔しないであげよう。

とりあえず一つの関門を突破した感じがして、少しホッとした本日でした。

 

診察費用&検査代

基本診察料 440元

羊膜穿刺檢查(醫院)9600元-補助5000元=4600元

羊膜晶片檢查(外部検査機関)18000元

 

合計   23040元

(為替レート 台湾元=3.6円)