日本人妻の海外不妊治療きろく|はじめての育児@台湾    

〜卵巣チョコレート嚢腫破裂からの体外受精と海外での子育て〜

台湾の月子餐を1ヶ月食べてみた!

月子とはどんなものか、こちらにアップしましたが、

flyingfishoe.hatenablog.com

月子で非常に大事になってくるのは食事です。
伝統的な漢方(中醫)の考えに基づく食事は若いママにはそう簡単に作れるものではなく、
台湾にはこの月子の食事を作って配送してくれる業者がたくさんあります。

私も今回、妊娠中に業者を吟味し、試食をしたり価格比較して、産後この“月子餐” を届けてもらえるよう準備をしておきました。

1ヶ月月子餐を使ってみて、率直な感想は、想像以上にとてもサービスがよかったこと。(もちろんお値段もそれなり)

まず、私の出産は深夜1時だったのですが、LINEで出産直後にメッセージをしておいたら、朝8時には病室のベッドに第1食目を届けてくれました。
これには感激。
出産直後、旦那も私も疲労や痛みでボロボロ、病院での陣痛中(4日間)はろくな食事もしていなかったので、全く動かずに食事にありつけた事と、その迅速さ、対応の良さに感動しました。
(なんでもまあまあルーズな台湾なのにも関わらず)

毎日決まった時間に指定の場所まで運んでくれ、(病室ならばベッドまででもOK)
病院を退院して配送場所が家に変わっても正確に対応してくれ、
さらに容器は洗って返す必要なし、家の門のところに置いておけばそのまま次の配達の時に前の食事のセットを持って帰ってくれますし、
ゆっくり食べたければ翌日に返却とかでもOK。

また、私の頼んだ業者さんは、産後1週間ごとに、その時々の状態に合わせたメニューで、
例えば出産直後は子宮回復のための食事、次の週は母乳の出を良くする食事、その次は疲労回復の食事、など
個人の体調に合わせてメニューのタイプを変えてくれています。
ただ単にバランスの良い食事というだけじゃないところがイイ。

個人個人のその時の問題に合わせて、便秘がひどい、母乳が出ない、子宮回復が遅い、など、
症状を伝えれば、その症状に合わせてさらにカスタマイズして持ってきてくれます。
私の場合はエビアレルギーがあるので、エビの入ったメニューは他のものになっていました。


味は漢方なので、慣れていない日本人の方には少し続けるのは難しいかもと思いますが、
私の場合は台湾生活も長く、こういう味にももう慣れっこなので、大丈夫でした。
しかしこの味は大丈夫とは言え、1ヶ月も続くなんて、途中でパスタとかハンバーガーとか食べたくなったり
もう無理!ってなるんじゃないかと心配しましたが、実際終わってみて、全然大丈夫でした。
品数が多くてバランスがいいからかもしれません。
あと、自分の症状を解決してくれるからなのか、私の場合、最後まで食事が来るのが楽しみという気持ちになってました。

味付けはもちろん業者によっても全然違いますので、妊娠中に試食させてもらうことをお勧めします。
ほとんどの業者が有料で一食分とかを試食させてくれます。
その他、デザートがあったり母乳のための飲み物があるなしも業者によって様々のようです。


では、どんな食事だったのか、写真でお見せします。

タピオカなんかもあったり。

母乳の出を助けるお茶や、

鶏のスープ
































本当に、ほぼ毎食に肉と魚が両方あって、野菜は十分、水分も十分と、バランス的に申し分のないメニューです。
台湾で出産をされる方、どうぞご参考になさってください!