排卵誘発剤注射の翌日
みなさん排卵誘発剤を打ったことのある方、どうなんでしょうね。
私は翌日、右の卵巣が激痛😭でした。(全然痛くなかったって声を聞いて、ん?ってなってます)
この激痛のおかげで卵巣の存在を感じました。
ここに居たんだね。頑張ろう一緒に。いつも生理痛とかの時は子宮が収縮して痛むのかなあ、この痛みとは全く別の場所、明らかに卵巣が痛いのだ〜とわかるような場所でした。
昨日注射するってなった時も、痛くなるとは聞いてなかったので、また病院に電話して聞きたかったのに、今日は土曜で病院は休み😭
色々ネットで調べて勝手に痛み止め飲みました。じゃなきゃ無理。
とにかく味わったことのない痛み。
卵巣がギュウウううううううって握りつぶされてるような痛み......
Orz の文字通りの姿勢でどれだけ過ごしたか.....
血が出ていないけど、間違いなく月経です?
今日は周期でいうともう36日目、血が出ない。でもとりあえず問診へ行く。
超音波検査の結果、血が出てないけど月経の状態です。とのこと。
なんじゃそりゃ?そういうのがあるんだね。
昔ダイエットのしすぎで生理がこなかったことがあるけど、生理がこないのと、血が出ないけど生理だよってのとまた違うよねえ。なんなんだろう。
今日は朝から月経痛みたいな下腹部痛と頭痛で気力がなかった。
問診中も、結構聞きたいことがいっぱいあったのに、はぁ〜、はい〜....って鬱みたいな精神状態で、積極的に何も聞けずに終ってしまった。
排卵誘発剤を注射する(1回目)
この問診で、誘発剤をお腹に注射してもらった。
お腹への注射は生まれて初めてて、ビビって目で見れなかった。
私はもともと注射が苦手なのに、今後自分でやらなきゃいけないなんて〜〜😭
1週間後に卵胞ができているかをまた問診で確認。
最悪の数値の私の卵巣ちゃん。
どれくらい頑張ってくれるんだろうか。
今回の費用
12/7 診察費/採血費 570元
12/7 誘発剤注射費 27,215元
(レート:1台湾元=3.6日本円)
卵巣チョコレート嚢腫破裂後、初の生理...?
以前嚢腫が破裂した時の話はこちら⤵️
腹痛が治ってから一番恐れていたのはそう、次の生理......
まだ嚢腫を取ってもらっていないので、もしまた嚢腫に血が流れてそれが滲み出て....ああ〜どうしよう😭
採卵の予定を組むため病院に生理を報告する
生理になったらすぐに電話ちょうだいね、と病院の看護師さんから言われていたので、今か今かとスタンバイOKで待っていたんですが、予定日になってもまとまった血が出ない。
私の周期はだいたい28~32日だったので、生理開始予定日は11月29日。
1週間前くらいに実はPMSのような頭痛の症状があったので、あれ、早まったのかなと思ったけど、違いました。
なんだかホルモンが乱れてるな〜本当に。今までPMSがひどかったり生理痛がひどかったり、結局ホルモンの状態が関係あるんだと思います。
台湾でいう中醫(東洋医学、漢方医)で根本から調整してもらうとあら不思議、と治ることが多いんだけど。
今緊急事態なので西洋医学に頼るしかないが、この漢方の”原因の元を治す”というの台湾に来てからようやく理解したが、とてもいいことだと思います。
歪みを正すと他のところがバランスを取ろうとしてまた歪む、とこういう感じで、西洋医学の”悪いところだけを治す”というのは、また別のところに不自然を生み出して薬と治療の繰り返しになる気がするんですよね。もちろんお世話になっているけど。
今まで頭痛がひどくて、頭痛のために仕事にも私生活にも支障をきたしていたので、本気で治そうといろんな大病院の脳神経科へ行ったんですが、結局その薬で腎臓を悪くすることに。それに懲りて、どこかを治すためにどこかを傷める西洋医学の方法はなんだかなあ〜と思ったりしていたんですが。
話が大分逸れました!
予定日11月29〜30日の間に、小豆の汁みたいな薄赤紫の水っぽいものがおりものシートについていただけで、それもごくわずかな量。
11月30日、朝起きてトイレに行ったらココアのような分泌物が紙についた。
でも赤くはない。
9:00am 眉間が締め付けられるような鈍痛。薬を飲むほどではない。
15:00pm なんかやっぱり胃のあたりが差し込むような違和感。
頭痛も、胃痛も、血もなんとなく。どれもなんとなく。
よくわからない。とりあえず病院に連絡した。
3日後の12/3に問診に来るようにとのこと。
私の卵巣は危機的.....
(前回のお話)突然の激痛で救急車騒動はこちら🔻
腹痛がおさまらないのが不安でセカンドオピニオンへ
急患で運ばれた病院がどの先生もなんだかなあという感じだったので、
台湾人夫に信頼の置ける友人たちのアドバイスをもらってもらい、高雄で一番大きい別の大病院でこの腹膜炎の状況とまだ毎日続く激痛を再度訴えることに。
人気の病院で待ち時間が長すぎ!途中で耐えられなくなりまた急患へ行く羽目に......
三分に1回襲ってくる内臓が絞られるような痛み。(子宮とか卵巣ではなく胃のもっと上が痛むような気がするんですよね)
待合室では耐えきれず、結局急患へ飛び込みました。
痛み止めを打ってもらわなくてはいけないほどにまだ激痛が続いていました。
最初の救急車で運ばれたあの日からもう3日も経っているのに!
卵巣チョコレート嚢腫の血がずっと滲み出ているのが原因で、生理が終わるのを待つしかないとのこと。(これはかかった全ての先生がそういう判断でした)
結局この痛みは1週間ほどでいつの間にか治りましたが、治るまでは家でも毎日痛み止めを飲んでいました。
それからの生活が怖いったらない。立っていられなくなるので買い物もいけない、食事にもいけない。
紹介いただいた婦人科医師から不妊専門医師をさらに紹介されることに
要は、このまま嚢腫を放っておくと、今後いつかは妊娠したいと思っている私にとって影響があるかどうか専門医にかかったほうがいいからとのことでした。
同じ病院の婦人科でも先生によって専門分野が違うのですね。
ここで新しい先生の問診を受け、精密検査、採血、超音波などなど色々検査してもらった結果、嚢腫が敗れたための腹膜炎と正式に診断されました。
この時点で卵巣機能は普通よりだいぶ低下しており2.7、続いて卵管が正常かどうかを排卵の時期に再度超音波で見ましょうということになりました。
この時、またこんな話もしてくださり、妊活など全くしていなかった私たち夫婦が突然体外受精を始めることになったんです。
先生の説明はこう。
- チョコレート嚢腫を残したまま妊娠することはできるが、卵巣の機能などその他諸々の器官が嚢腫の影響によって妊娠できない状態でないことが条件になる。
- もし嚢腫を取り除かなければ妊娠できない状態であると判断したら、手術によってくっついている卵巣を傷つけ、この卵巣は使えなくなるかもしれない。なので先に採卵しておく必要がある。
次回の問診で検査結果を見て、どちらの方法がいいのか判断することに。
私の卵巣は危機的。ガーン
1週間後、排卵期になったので問診に行きました。
超音波によって、1つ卵胞が確認できたそうです。
しかしAMH(卵巣内にどれくらい卵子が残っているか)値は1.5でした。私の年齢(36)から見た正常値は2.8なので、普通よりもかなり少ないことに。
今取り出せる卵子はおそらく3〜5個だろうと。
手術でダメージを受けると全滅の可能性もありますし、早く妊娠しないと月日が経つごとにますます減ることに。
CA125は700以上、基準値は5〜36なのでありえない高さ、この結果により、先生は急いで嚢腫を切るほうがいいと診断されました。
しかし、先述のように、そうなると卵巣を傷つけるので、先に卵子を取り出すことになり、この時の先生の説明では、以下の順序で進めることを考えましょうということでした。
- 採卵
- 体外受精
- 受精卵冷凍
- チョコレート嚢腫手術
- 体の回復を6ヶ月待つ
- 受精卵を移植
とこういうわけで、私たち夫婦は突然の腹膜炎からの体外受精への流れとなったわけです.........
この後、翌月の月経がきました。
恐れていたあの悪夢がまた蘇る。。。。。
逃げ場のない、借金取りに追われているような(経験ない汗)この感覚。
非常に恐ろしかったです。
次回に続く............
この期間にかかった経費と使用薬剤
11/5 検査/診察費 570元
11/6 急患 注射/検査/薬剤費 850元
11/9 検査/診察費 1565元
11/16 検査/診察費 570元
(日本円レート:1元=約3.6円)
処方薬:
Flagyl(matronidazole) 250g/tab 感染症用(腹膜炎の原因が感染の恐れがあったため)
Doxycycline 100mg/cap 感染症用(腹膜炎の原因が感染の恐れがあったため)
Ponstan(250mg/cap) 強めの痛み止め
卵巣チョコレート嚢腫が破れた!しかも海外!
5年前に何かの検査のついでにチョコレート嚢腫があることはわかっていたんです。
でも4cmくらいだったのと、まだその頃結婚もしていなかったので、できるなら手術しないほうがいいかなと思い、そのほかの方法を先生に聞いて、その時は鼻からの薬とその後の避妊ピルで経過観察となりました。
経過は順調だったのに何が起こった?
その後5年が経ち、結婚もして、お互いに仕事が忙しかったのでいつ妊娠したらいいのか微妙に踏み切れず、特に妊活!というようなことはしていませんでした。
(でも内心、もう37なので仕事を優先すべき時じゃないんじゃないのかと焦ってはいましたが、ここで妊娠して数年仕事がストップしてしまうのが怖くて、なんとなくダラダラとしていました。)
ある日、昼食を日本から来られたお客さんと一緒に取っていて、まあまあ緊張した接待中でした。
急にズキッと腹痛が起こって、とにかくにこやかに笑うことができなくなったので、
ちょっとどこかに逃げようと思って、とりあえずトイレへ向かいました。
この時の判断があとで大騒動を引き起こすとは思いもよらず....
15秒ほどでトイレに駆け込んだ時にはもうどのドアが空きなのか確認する余裕もなく無意識でなだれ込み便座に座りましたがもうすでに痛くて座っていられない。
尿を出したらスッキリするかと思ったが、痛くてのたうちまわりたいくらいなのでまともにパンツが下ろせない。
多分ほとんど脱げていなかったと思います。どちらにしても尿も出そうにないのですぐに戻し、救急車しかない、と思いましたが、この時何が大失敗だったか。
私はなんと、携帯を持って来なかったんです!!この自分の一刻一秒を急ぐ時に!!
今思うと、あの時、お客さんの手前携帯を持って出ていじっていると思われたくなかったのと、席を立った時はまだすぐ戻ってこようと思えたほどの痛さだったんだろうと思います。
とにかく便座の上でまな板の上のエビみたいにビクビク震え、縦に歩くことは不可能。
トイレに緊急ボタンもないし、誰も入って来ず、外に出なければ誰も私の存在に気づかないだろうと本当に携帯を持って来なかったことを心底後悔しました。
救急車で緊急搬送
なんとか自力で外に這い出て廊下に倒れて人が通るのを待ちました。
三分くらいしたところでしょうか。レストランのスタッフの人が通りかかってすぐに走ってきてくれました。
冬なのに風呂上がりかのように髪は汗でびしょ濡れで、大理石の床がひんやり気持ちいい。もう床の冷たさ、それしか考えられませんでした。 いろんな人が代わる代わる声をかけているのはわかりましたが目は開けられず、答えたか答えてないかもよく覚えていません。
10分以上は経ったと思います。やっと救急車が到着して最寄りの病院に運ばれました。
台湾に嫁いで3年、移住してから9年でしたが、初めての救急車。
残念ながら痛さで目が開けられなくて、あと余計な刺激が目から入って心理的にダメージを受けたくなくて、目は固くつむったまま。よって救急車初体験でしたが誰が一緒に乗っていたかとか、運転している人の様子とか、参考になることは何もわかりませんでした....
病院の判断は
その日の朝は、今日生理が来るかもなあという感じしかなく、運ばれてからも最初は何が起こったかがわからず、もしかして生理痛が関係あるのかと思いましたが、痛い場所は胃のもっと上なんです。
おかしい。これは生理痛じゃない。
意識が朦朧のまま担架に乗せられて痛み止めを打ったり超音波をとったり、あっちにもこっちにも注射を打って採血したり、いつもは注射大嫌いな私ですけど、お腹の痛みに比べたら痛みなんて感じない。生理は思った通り来ていたので尿は普通に採ることが出来ず導尿でした。
そんなこんなで2時間くらい寝た時にやっと痛み止めが効いてきて、そばにいる旦那と普通に喋られるようになりました。
先生が来て、どこが痛いですか?ここですか?こういうのはどうですか?といろんな箇所を押して、ちょうどヘソの横らへんが激痛な感じがしてきました。
最初と少し痛む場所が変わってきたような。
横になっていないと痛くてたまらなくて、先生にちょっと仰向けになってみようか、と言われても出来ない。お腹も栄養不良の子供のような膨らみ方です。
それからまた少し時間が経ち、運ばれてから4時間は経ったころでしょうか、先生が来て、私にこう言いました。
生理になって新しい血が嚢胞に流れ込んで、チョコレート嚢胞が破れてそこから新しい血が飛び散ったことによる腹膜炎だと思われます。切らないとはっきりしたことは言えないけど、開腹手術しますか?
それ、私が決めること!?
切るか切らないか私の一声で決めるってなんなの?
その時一気に不信感になりました。緊急搬送だったから最寄りのところに来たけどすぐに別のお医者さんにかかりたい!!(涙)
とりあえず、急患病棟で、しかもすでに夜だったので婦人科の先生に見てもらうことはできず、翌朝までここで休んで翌朝婦人科の専門医の問診を受けてください、ということになりました。
休んでいいと言われたけど、急患病棟は蚊がいっぱいで(冬なのにこれが熱帯の高雄の通常です)ゆっくり休む気にもならず、旦那(台湾人おっと)にも椅子しかないので一緒に帰らせてもらうことにしました。
幸い家から10分の病院だったので、旦那ももし何かあればまた戻ってくればいいよと言ってくれ、帰りました。
その夜、こんなことになるとは....
結局、真夜中に痛さで呻くことになったんですが、痛み止めをもらっていたのですぐに飲んで痛みを押さえました。
でもその後旦那が急に『すごい熱だ!』と私の体を触ってびっくり。
体温計で測ると39度。人間ってあまりの痛さになると発熱するそうです。
私より旦那の方が驚いて、すぐに病院に行こうと言いましたが、環境の悪いあの病院にいても痛み止めを打たれてあそこでまた休まなければいけないし、まずもう動くのが嫌だと思って、もう行かなくていい、朝になったら問診に行くぅ〜と意地を張り、朝まで我慢しました。
婦人科の問診で
翌朝、すごい痛みでおばあちゃんのような姿勢でゆっくりしか歩けず、車椅子で診察室まで行きました。
朝ももちろん何も食べず、水も飲めず、採血の血が全然出て来なかったのも辛かったし、超音波検査のため、膀胱いっぱいになるまで水を飲むように言われましたが、それは酷だよ..... 今それでなくてもお腹破裂しそうに痛いのに。
結局頑張って飲んだものの、膀胱がいっぱいにならなかったらしく膣から超音波を差し込んでの検査になり、生理が来ていたのもあり結構グロテスクな状況でした。
そして超音波や血液検査の結果、化学性腹膜炎(細菌によるものではないので手術の必要なし)と診断をもらいました。
お腹がまだずっと痛いのは気になるものの、先生によれば痛みを抑えれば何もしなくていいということで、黄体ホルモンの錠剤をもらって終わりました。
翌月の生理時にもまた同じことが起こるのが一番怖く、それを伝えたら、黄体ホルモンを使えば翌月の生理は少しは楽になるよ、ということでした。
私にとってはとにかくこの痛さ、そのままでいいの?もっと他の先生に診てもらわないと気が済まない、という状態で帰宅しました。
今回の経費と使用薬剤(自分のための覚え書きとして)
急患、診察、検査、ベット代、諸々含み 計568元。(安っ!台湾安っっ!)
処方薬:Metronidazole 250mg/tab
適応症:細菌、感染
(おそらく腹膜炎が細菌原因なのか違うのかが不明だったため)
長々お読みいただいてありがとうございます。
今回はここまで〜〜
次回に続きます.......